【ORASGS】【ダブル】眼鏡ゼルネアス入りグラガルクレセ
種族名 | 特性 | 持ち物 | 技.壱 | 技.弐 | 技.参 | 技.肆 |
---|---|---|---|---|---|---|
グラードン | 日照り(終わりの大地) | 紅色の玉 | 断崖の剣 | 岩雪崩 | オーバーヒート | 守る |
カイオーガ | 雨降し(始まりの海) | 藍色の玉 | 根源の波動 | 潮吹き | 冷凍ビーム | 守る |
ゼルネアス | フェアリーオーラ | 拘り眼鏡 | マジカルシャイン | ムーンフォース | 雷 | 気合玉 |
ガルーラ | 精神力(親子愛) | ガルーラナイト | 捨て身タックル | 猫騙し | 不意打ち | 守る |
クレセリア | 浮遊 | ゴツゴツメット | サイコキネシス | 冷凍ビーム | 手助け | トリックルーム |
ファイアロー | 疾風の翼 | 気合いの襷 | ブレイブバード | 追い風 | 挑発 | ファストガード |
改造でもいいので色ゼルネください。
フロッゼさん主催のORASのGSカップトーナメントで使おうとしてた構築。
GSカップトーナメント 第5回 1月11日 20:00~:フロッゼのニコニコ ポケモン 育成記 - ブロマガ
あと3回ある大会も日程を見る限りだと参加できなさそうなので追悼出筆。
ORASの原子回帰によって破格のスペックとなったグラードンを使いたくて発起した構築。また地面との攻撃面の補完に優れるフェアリータイプのゼルネアスをエース起用とし、2枚で主に場を制圧していくというのが基軸となるコンセプト。2体決まったところで次にメガ枠の取捨をすることにしました。最初は同じくハイスペックとなったメガレックウザを考えたものの、制限枠+メガ枠を割いて1体ずつ抜いていくといった攻め方はメガミュウツー等と同じく自分の中ではあまり大きな強みとは結びつかなかったので不採用としました。しかし構築的にはメガ枠としてのパワーを落とすわけにもいかないので、猫騙しが使えてかつ禁止級伝説枠とも火力では引けを劣らないメガガルーラで落ち着きました。残りの一般枠には素早さ調整を担えるスペックを持つという点を優先項目とし、地面などの耐性面を考慮し、クレセリアとファイアロー。最後のの1体には制限枠が余っているのでグラードンとゼルネアスでカバーできない攻撃範囲として水タイプのゲンシカイオーガ。ゲンシグラードンの影に曇りがちとの評価も多いですが、それでも特性や種族値など全体的な性能としては他の伝説ポケモンとは一線を画しているポケモン。安直な採用理由からコンセプトとしての起用まで活躍できる場面は多そうです。
個別
>ゲンシグラードン@紅色の玉 意地っ張り
実数値:207-242-181-153-121-112
エースとして動かしたいのでA上昇の性格は確定。配分はS90族でかつメタが張り巡らされた中で上手く動くにはある程度の耐久が必要と思ったので、H252前提としての配分調整。しかしできる限りAも高めに設定しておきたいので、特防実数値D121をC222ギルガルドのプレートシャドーボール2耐えを目安として留めました。またS90族の素早さは意識し出したら埓が明かず、あまり振りすぎるとトリックルーム下で影響が出始めるのでSはミラー意識程度とし、残りをAに全振りました。メインの地面技は断崖の剣ですが、明確な火力仮想はしておらず、並べることの多い一般枠が守る持ち+地面無効2体なので命中安定の地震でもいいと思います。地面+岩技+守るの基本的な技3種以外の残り1枠にはオーバーヒート。B調整が重視されるようになったGS環境では鋼タイプなどにダメージが高くなるのはもちろん、ゴツメHBモロバレルや威嚇持ちのAS霊獣ランドロス等を確1で吹き飛ばすことができます。原子回帰で上昇したCも無駄にすることがないので、すんなりと採用することができました。
>ゲンシカイオーガ@藍色の玉 臆病
実数値:175-AX-111-232-180-156
天候奪取よりも相手の追い風後のS90族等を意識し、少しでも動ける機会を得るために最速。攻撃範囲を広める水タイプとしての採用で火力を下げる必要もないのでとくに調整はせず、臆病CS全振り。技は必須技である根源の波動に、追い風下や守るを読まれるタイミングで一掃にも使える潮吹き、便利な守るの3つは確定。残りの1つには、水技無効の特性や潮吹きで6割近く削れるので対カイオーガを意識した雷より、ゲンシグラードンと対峙した時に手詰まりにならないように定番の冷凍
ビームに。絶対零度でもいいと思います。
>ゼルネアス@拘り眼鏡 臆病
実数値:201-AX-116-183-118-166(実際は非理想値)
使用率が高いパワフルハーブではなく、手軽に火力を引き上げられる拘り眼鏡を持たせての採用。眼鏡を持たせても火力がどうしても足りないので全抜きさせる動かし方ではなく、ジオコントロールを警戒させて相手の耐久無振りゼルネアスを9割削るムーンフォースや範囲攻撃のマジカルシャインで負担をかけていきます。控えめにしたいところですが、グラードンと同じくミラーが多発するポケモンなので臆病最速。フェアリー技以外はほぼ使う機会がないので寝言とかでもいいかもしれません。
>メガガルーラ@ガルーラナイト 陽気
実数値:181-177-120-CX-72-120-167
伝説枠と並べた際に広く縛っていくため、とくに調整はせずに最速。合わせてメイン技も最も高威力を出せる捨て身タックルで確定。けたぐりを使いたい場面が減り、他に優先すべき技もないので守るを自然と採用。
>クレセリア@ゴツゴツメット 図太い 232
実数値:227-AX-166-99-168-106
GSルールにおいて従来の立ち位置である高耐久のトリックルーム要因+ゴツメによる削りをこなす役割。合わせて耐久調整も主に禁止級伝説を意識し、BをA232メガレックウザの画竜点睛2耐え、DをC232ゲンシカイオーガの雨下根源の波動を最高乱数*2以外2耐えに設定。スキルスワップや月の光など詰め込みたい要素はたくさんあるものの、トリックルームと削りの攻撃技2つは優先事項。取捨の結果、最後まで腐りづらく、3体の伝説枠の全体攻撃を狙える手助けを採用。
>ファイアロー@気合いの襷 陽気
実数値:154-133-91-83-89-195
技構成は通りのいい飛行技による削り+サポートのテンプレ。メガレックウザの神速やメガクチートの不意打ち、悪戯心等防ぎたい先制技は多々あるので、ファストガードの優先順位は高め。最初は範囲攻撃でダメージを蓄積させて後発から先制技のブレイブバードで抜いていくといった立ち回り
も狙えるようにプレート等の火力強化アイテムを考えていました。しかし追い風の起動や盾として窮屈な動きもある程度融通が効くように最終的には気合いの襷となりました。
スペックの高いゲンシポケモン2匹+ゼルネアスを中心に組んだので選出パターンは多め。とくに初手グラードンから入れそう場合は、追い風トリル猫騙しとどの一般枠とも相性は悪くないので広く立ち回れます。ゼルネアスは猫騙しジオコントロールの可能性を考慮させ、挑発等を受ければすぐアドに繋がるため、高火力なカルーラと並べることが多いと思います。
あまり対戦できそうにないルールながら、久しぶりに考察したGS関係のルールで、楽しかったので満足しました。
おわり。