【シングル】ガブガルボルト軸スタン

種族名	特性	持ち物	技.壱	技.弐	技.参	技.肆
ガブリアス	鮫肌	気合いの襷	逆鱗	地震	ストーンエッジ	剣の舞
ガルーラ	肝っ玉(親子愛)	ガルーラナイト	捨て身タックル	地球投げ	猫騙し	身代わり
ボルトロス	蓄電	突撃チョッキ	10万ボルト	めざめるパワー飛行	気合玉	悪の波動
クレセリア	浮遊	ゴツゴツメット	サイコショック	冷凍ビーム	めざめるパワー炎	月の光
ヒードラン	貰い火	オボンの実	マグマストーム	大地の力	岩石封じ	毒々
スイクン	プレッシャー	カゴの実	波乗り	冷凍ビーム	眠る	瞑想

シーズン3シングルで使っていたガブ+ライコウのスタンから派生した構築。

大きな変更点は次の3つ。

・ライコウ→霊獣ボルトロス
瞑想+珠で攻撃性能を高めた電気枠のライコウより、特殊技のポケモンとの対面性能をあげた霊獣ボルトロスのほうがスタン構築内で機能するのではないかという短絡的な発想。チョッキを持たせることにより、シングル環境でメタが前提になるガブリアスやガルーラが行動の取捨選択を迫られやすく、初手対面しやすいメガゲンガーやギルガルドに対して2回以上の行動が高確率で確保される。同じ電気タイプながら元々役割も全く違うポケモンですが、神通力ライコウと同じくメガフシギバナに対して隙を見せない電気タイプという点で優秀。

・ヒードランの起用
一番の採用理由はシーズン4になってからほぼ2匹に1匹くらいの確率くらい急増し、ガブリアス+物理メガ枠で選出した際に障害となる鬼火ファイアローへの対抗札。処理に骨が折れるメガハッサムや高火力なメガクチートの処理、スリップダメージを稼ぐ耐性を持った鋼枠としてうまく動かす。

・メガハッサム→メガガルーラ
エースとなるメガ枠を純粋に高火力で、かつガブリアスやクレセスイクンの攻撃技のダメージ蓄積から多くのポケモンを縛ることのできるガルーラに。

その他細かな補足点として

・ガブリアス　　陽気　実数値:183-182-115-C*-106-169
一貫性を作って抜いていく意地っ張りスカーフから最速襷剣舞型に変更。襷で耐性を誤魔化し、初手選出からスタンダードとしての強みである技の柔軟性で仕事をさせる。

・ガルーラ　　意地っ張り　実数値:181-194-120-C*-120-152
猫騙し+捨て身タックルの高火力と、交代読みを放棄して耐久指数に有無を言わせない地球投げ搭載のハイブリッド型。役割も技範囲も狭くなっているので身代わりの体力消費や反動ダメージを含めても積極的に性格補正からの負荷をかけていきたいところ。

・霊獣ボルトロス　　控えめ　実数値:175-A*-93-205-104-135
HPはC222からのタイプ一致ヘドロ爆弾を高乱数2耐えやC200のタイプ一致眼鏡オーバーヒート確定耐えなども満たし、H16n-1にもなる175ラインに設定。フシギバナの処理やクレセを選出しないときに格闘に役割を持たせるためのめざパ飛行。スイクンのミラコと気合玉を外したときのケアを気をつける。

・クレセリア　　控えめ　実数値:227-A*-141-139-150-105
残飯電磁波型からゴツメ+性格控えめに変更。性格補正により、ガブリアスの逆鱗とガルーラの捨て身タックルの範囲の拡大を期待できる。ゴツメの定数ダメージと初手から撃ち合いさせるも想定し、相手の消耗を早めさせる。

・ヒードラン　　臆病　実数値:197-A*-127-151-127-141
スリップダメージの蓄積も役割として組み込みたいので毒々は確定技。守る+身代わりの純正な毒ドランよりも、動かし方に幅をもたせるために攻撃技は3つ。

・スイクン　　臆病　実数値:205-A*-141-111-136-146
スタンとしての安定性を上げるために不確定要素である絶対零度より、波乗りを撃つ回数を増やしたいので回復ソースのねむる持ち。残りの一枠は瞑想でほぼ確定、しかし安定性とは矛盾しながらも全回復したあとに一矢報いることができるミラーコートも試してみたいところ。

シーズン4期もシングルはガブクレセが入った構築を煮詰めて終わりそうな予感。

おわり。

【ローテ】ラティ入り壁ガブルカ

種族名	特性	持ち物	技.壱	技.弐	技.参	技.肆
ガブリアス	鮫肌	拘りスカーフ	逆鱗	ドラゴンクロー	ダブルチョップ	地震
ルカリオ	精神力(適応力)	ルカリオナイト	飛び膝蹴り	噛み砕く	神速	剣の舞
ラティオス	浮遊	竜の牙	竜の波動	シャドーボール	リフレクター	光の壁
ニンフィア	フェアリースキン	突撃チョッキ	ハイパーボイス	サイコショック	めざめるパワー炎	電光石火
ギルガルド	バトルスイッチ	食べ残し	ラスターカノン	シャドーボール	キングシールド	身代わり
ボルトロス(霊獣)	蓄電	拘り眼鏡	10万ボルト	めざめるパワー飛行	悪の波動	ヘドロウェーブ

第102回週末ローテ大会で使おうとしてた構築(故)。
竜技の削り性能を持ったラティオスの壁下から、決定力のあるメガルカリオやガブリアスで詰めていくコンセプト。シーズン3のローテでは眼鏡ニンフィアばかり使っていたので、壁始動のラティオスが受けやすい特殊技へのクッションとして突撃チョッキのニンフィアを抱き合わせすることに。大会に出れず、まだレートでも数戦しか回せてないのでこれを発案としてシーズン4では、竜+フェアリーをメインとして採用した形などを中心にローテをしていけたらなと思います。

･ガブリアス　意地っ張り　実数値:183-200-116-C*-105-154
序盤に削りをいれる火力、終盤に詰めるための素早さどちらでも使えるように意地っ張りスカーフ。サブウェポンで拘らせるのを嫌うというシングルの概念よりも、3つの竜技+地震どれも必要という感覚での構成なのでローテで意地っ張り+スカーフを使う場合、現段階で私の中ではほぼこの4つの技で決まり。よほど尖った構成じゃない限り働いてくれるのがローテのガブリアス。

･メガルカリオ 　陽気　実数値:145-197-109-C*-90-180(メガシンカ後)
格闘技は一度剣舞を積めばHB調整ファイアローも羽休めのリカバリーを許さず、1発で処理することのできる飛び膝蹴り。外すリスクも、耐久を下げずに壁下で生き残る可能性がある点では一長一短。

･ラティオス　臆病　実数値:171-A*-100-167-130-178
持ち物は最初気合の襷でしたが、竜の波動でガブの処理をしたり、他の壁貼り要因のできない竜技での削りもなせるように竜の牙に変更。ギルガルド以外にも、構築単位で重くなっているゴーストやクレセリアなどにダメージを蓄積させる駒として壁と竜波以外にはシャドーボール。

･ニンフィア　控えめ　実数値:191-79-96-176-150-80
前述通り、特殊タイプと撃ち合うためにチョッキ。ヒードランよりもハッサムとナットレイが繁殖しているルールなのでめざ炎個体で採用。

ギルガルド　控えめ　実数値:161-A*-171-C*-172-107(盾フォルム)
壁下でギルガルドの身代わりはそれだけで強烈な盤上アドに成り得るので、Sを高めに設定した残飯身代わり型。S抜き調整ラインとしたクレセリアはもちろん、並びに一貫しているフェアリー技などに合わせて上手く身代わりを貼りたいところ。

･霊獣ボルトロス　控えめ　実数値:166-A*-97-210-100-141
地面の一貫性を消す電気枠。持ち物は今回のガブリアスが完全に餌になるトゲキッスを1発で処理するために拘り眼鏡。撃ち分けができないものの、炎技が乏しいので鋼を強引に削ったり、めざパでメガフシギバナなどに致命傷を負わせるために必要なアイテムになります。珠以外で焼き尽すを使いたくない。

おわり。

【トリプル】鉢巻負けん気ボルトロス入りノオーバンギ

種族名	特性	持ち物	技.壱	技.弐	技.参	技.肆
バンギラス	砂起こし	命の珠	岩雪崩	悪の波動	大文字	守る
ユキノオー	雪降らし	ユキノオナイト	吹雪	氷の礫	エナジーボール	守る
ボルトロス	負けん気	拘り鉢巻	ワイルドボルト	フリーフォール	馬鹿力	叩き落す
オンバーン	お見通し	気合いの襷	流星群	怒りの前歯	挑発	追い風
ヒードラン	貰い火	オボンの実	熱風	ラスターカノン	大地の力	守る
カポエラー	威嚇	黒帯	インファイト	マッハパンチ	猫騙し	ワイドガード

バンギノオー軸のスタン構築ながら、メインはボルトロスとオンバーン。

バンギラス　控えめ　207-138-131-161-120-81

威嚇を受けても鋼や、立ち位置に関係なくゴースト等を縛っておきたいのでC特化特殊型+命の珠。天候は基本的に霰状態を目指し、火力よりも速くするメリットは薄いのでCに振り切ったあとは耐久へ。他のポケモンを上手く動かして冷凍ビームや格闘技などを必要としない立ち回りを心がける。

ユキノオー　冷静　197-113-95-158-105-58
茸の胞子に耐性を持ち、相手のトリル下でも動かせるメガ枠。初期構想はバンギラスがメガ枠だったけど襷でもメガストーンでもスカーフでもないユキノオーだと今のトリプル環境では1回以上吹雪を撃つことすら難しくなっているので、ある程度の耐久と範囲攻撃で削りもこなせる種族値を確保できるメガユキノオーになりました。

ボルトロス　陽気　155-167-90-C*-100-179

構築基盤となったポケモンで、バンギとノオーに一貫する格闘に弱くなりすぎず遅すぎず、電気打点を満たす枠。トリプルバトルでは全ルールで最も威嚇が多いルールといっても過言ではないので負けん気は腐りづらく、他発的に火力をあげることができるエースとしての起用なので持ち物は火力を最も引き出せる鉢巻。鉢巻を持たせることにより、特性が発動すれば物理耐久指数25440(H振りメガガルーラ)までならタイプ一致ワイルドボルトでほぼ1発、不一致の叩き落すでもクレセリアやブルンゲルなどにも致命傷に。また特性が発動しなくても馬鹿力でASメガガルーラで縛り続けることができるので拘るデメリットを考慮しても、負けん気ボルトロスと一番シナジーを生み出すアイテムだと思います。5世代に比べて強くなったことを認識する中でいくら腐りづらいとはいえ、メイン技のワイルドボルトに付き纏う反動ダメージや特性が不安定要素である以上、扱いの難しいポケモンでもあることも再認識したので、先発以外での動かし方も勉強していきたいところ。

オンバーン　臆病　161-A*-100-149-100-192

トリプルバトルでは一般的にメタを張り巡らすよりも自分の戦術を押し通すことが
強いルールなので、火力強化やスカーフなどの縛りを封殺するアイテムやオボンや
食べ残しなどの延命策を瞬時に開示する特性は非常に便利。お見通し以外にもタイプ一致の竜打点、挑発による行動規制、追い風による縛りの切り返し等、一度は確実に動いておきたいので持ち物は襷。流星群挑発追い風以外の一枠には攻撃技や守る、蜻蛉返りなどを取捨選択の末、怒りの前歯に。火力を削ったヒードランのラスターカノンと合わせて構築単位で重たいフェアリータイプを処理したり、特性未発動のボルトロスの補助、流星群を使ったあとに襷による行動回数確保のメリットを腐らせないために撃つ一手などとしての採用です。

ヒードラン　臆病　191-A*-126-158-126-141

最初はトリプルで一番使用率の高い身代わり食べ残し型だったけど、耐性を生かしたクッションの役割をある程度こなせるように即効性のあるオボンの実に。同時にムーブによる受けや拘りボルトロスの後ろ盾等、耐久も捨てることができないのでほぼHSに。身代わりの空いた枠には最速にする一番メリットであり、カポエラーと合わせて同族に隙を見せないための大地の力。

カポエラー　意地っ張り　157-161-115-C*-130-91

ボルトロスやユキノオーに後出しされ、構築が詰みかねない耐久のメガバンギラスを一段階ダウンインファイトで倒せるように格闘技強化アイテム。ヨプの実を持てないメガバンギラスは威嚇持ちと使われることが多いので、威嚇を受けて処理するために配分も合わせてA特化。プレートはメガバンギラスを意識しなくても、オンバーンの怒りの前歯と合わせてサザンドラなどを縛ったり、ガルーラやユキノオー、クチートなどメガ枠やヒードランなど使用率の高いポケモンに対してダメージを上乗せできるので脱出ボタンやラムよりも腐りにくい点では強みのあるアイテム。

おわり。

【シングル】【ダブル】【ローテ】シーズン3構築総括

シーズンの切り替わりなのでこっそりと最後に使ってた構築を更新。
とはいってもどのルールも100戦も潜ってなくて、完成度も何もないので簡単に纏めただけの何かです。詳しい立ち回りや配分などの質問があればTwitterなどでどうぞ。

･シングル

種族名	特性	持ち物	技.壱	技.弐	技.参	技.肆
ガブリアス	鮫肌	拘りスカーフ	逆鱗	地震	ストーンエッジ	毒突き
カイリュー	マルチスケイル	ラムの実	逆鱗	神速	地震	竜の舞
ハッサム	テクニシャン	ハッサムナイト	バレットパンチ	虫食い	叩き落す	剣の舞
クレセリア	浮遊	食べ残し	サイコキネシス	ムーンフォース	電磁波	月の光
ライコウ	プレッシャー	命の珠	10万ボルト	めざめるパワー氷	神通力	瞑想
スイクン	プレッシャー	ゴツゴツメット	波乗り	冷凍ビーム	絶対零度	神速

XYシングルの象徴とも言えるステロ展開を匂わせつつ、極力ギミックを排他させた所謂スタンダード。軸としたポケモンはガブリアスとライコウ。ハッサムカイリューの先制技や、ある程度信頼できる耐久からのスイクンクレセの一致技等でのダメージ蓄積をエースの2匹と上手く絡めて倒していくというのが理想的。シーズン2期の構成当初は意地っ張りAS鉢巻ガブリアスだったものの、使用率の高さから常にメタの足枷が重くてスタンとしては扱いづらい部分が目立っていたのでスカーフにしたら目に見えて使い勝手が向上したので、最終的には意地っ張りASスカーフに。ライコウもスタンとして組み込む際にはまず使い勝手を意識して、拘り眼鏡のような対面から撃ち合う性能も落としたくなかったのでそれを満たすことができる瞑想+珠+電気氷エスパーの範囲、と攻撃性能を高めた型を試験的に採用。実際に使ってみるとメガフシギバナを処理しやすかったり、瞑想を1回積めば珠10万ボルトでH181-D100ガルーラ程度の耐久なら中乱数で落とすまでの他の型では到達できない火力を引き出すことができます。なので前述の何らかのアクションによるダメージがあればステロ+抜きのような性能とまでいかなくても相手の展開力を削いでくれるアタッカーとして十二分に活躍してくれました。残飯や身代わりで起点にできていたポケモンにはもちろん弱いですけど。

･ダブル

種族名	特性	持ち物	技.壱	技.弐	技.参	技.肆
ランドロス(霊獣)	浮遊	拘りスカーフ	地震	馬鹿力	岩雪崩	蜻蛉返り
ボルトロス(化身)	悪戯心	命の珠	10万ボルト	めざめるパワー氷	挑発	守る
クレセリア	浮遊	ラムの実	サイコショック	冷凍ビーム	手助け	トリックルーム
ガルーラ	肝っ玉(親子愛)	ガルーラナイト	恩返し	猫騙し	アームハンマー	不意打ち
キノガッサ	テクニシャン	気合いの襷	タネマシンガン	キノコの胞子	マッハパンチ	守る
ギルガルド	バトルスイッチ	食べ残し	ラスターカノン	シャドーボール	キングシールド	身代わり

アイデアを盗んでいた参考にしていたブログのほとんどはカロスダブルの記事ばかりで自分もあんまり潜ってなかった、と環境把握も怪異な状態だったのでムーバー解禁から手に馴染んでいたクレセガルランドを基盤化。トリプルでは残飯身代わり型がどうしようもないほど強いと感じていてダブルにも取り入れたかったので一番ギルガルドの選出が多かったです。相手の珠ボルトロスに立場を譲らないための珠ボルトロスですが、穏やかオボンボルトロスのほうでも試してみたいところ。思考停止したボルトランドの初手からでも、立ち回りの選択肢が多く残るのが好きな自分に合ってる構築なのでそれを含めて改良したい構築です。

･ローテ

種族名	特性	持ち物	技.壱	技.弐	技.参	技.肆
ガブリアス	鮫肌	拘り鉢巻	逆鱗	ドラゴンクロー	地震	アイアンヘッド
リザードン(Y)	猛火(日照り)	リザードナイトY	大文字	エアスラッシュ	ソーラービーム	身代わり
ランドロス(化身)	力ずく	命の珠	大地の力	ヘドロウェーブ	サイコキネシス	気合玉
ニンフィア	フェアリースキン	拘り眼鏡	ハイパーボイス	シャドーボール	破壊光線	めざめるパワー地面
サンダー	プレッシャー	ゴツゴツメット	10万ボルト	熱風	エアカッター	羽休め
ナットレイ	鉄の棘	ラムの実	ジャイロボール	パワーウィップ	眠る	鈍い

序盤は高火力のニンフィアや範囲の広い化身ランドロスで削っていき、中盤からガブリアスやリザードンYで火力を急き立てていく構築。ガブリアスとリザYの苦手なキッスやマリルリに対してのヘドロウェーブが使える化身ランドロスや、ニンフィアのハイパーボイスによる削りの役割が上手く噛み合っていました。ただガブリアスをスカーフにして岩技で拘ってもローテだとジリ貧になってしまうので、ファイアローの一貫性がある構築はローテではとくに窮屈だと改めて感じました。

･トリプル
レート1500でした…。

･スペシャル
こっちもやってません…。

シーズン4は初日から潜るほど意識が高いので高レートに乗せれるように
スペシャル中心に総合ルールを頑張っていきたいところです。

おわり。

【シングル】ボルトハッサム軸対面構築

種族名	特性	持ち物	技.壱	技.弐	技.参	技.肆
ボルトロス	悪戯心	達人の帯	10万ボルト	めざめるパワー氷	気合玉	電磁波
ハッサム	テクニシャン	命の珠	バレットパンチ	虫食い	叩き落す	剣の舞
テラキオン	正義の心	気合の襷	インファイト	ストーンエッジ	ステルスロック	吠える
ゲンガー	浮遊(影踏み)	ゲンガナイト	ヘドロウェーブ	シャドーボール	道連れ	挑発
カイリュー	マルチスケイル	拘り鉢巻	逆鱗	神速	馬鹿力	雷パンチ
スイクン	プレッシャー	オボンの実	波乗り	冷凍ビーム	絶対零度	神速

シングルにおいて高い対面性能と安定性を兼ねた化身ボルトロスと5世代で猛威を振るい続けた珠ハッサムを基礎軸とした、BW期のいわゆる対面構築風のパーティ。格闘枠には流行のファイアローやヒードラン等に縛られず、ステルスロックによる削りを含めて別の勝ち筋を裏選出に組み立てることのできるテラキオンを採用。竜+水の範囲のカイリューとスイクン、1:1交換を成立させやすいメガ枠のゲンガーと残りの3体で対面での優位性を下げずに補完できるポケモンをチョイス。珠ハッサム+鉢巻カイリューで撃ち合いをしたり、ボルトロスとテラキオンで技範囲を広げたりとどちらかといえば、対面構築の定義理論よりも汎用性理論寄りの考えのほうが近いかもしれません。

ボルトロス　実数値:155-A*-90-177-100-179
型はめざめるパワーで耐久無振りガブリアス確1、10万ボルトでH振りのマリルリ確1やH振りチョッキスイクン確2など電気+氷の役割を遂行できる臆病CS+達人の帯。役割遂行以外にも、耐久調整するより珠ハッサムや鉢巻カイリューで抜くためにダメージを蓄積させたほうが構築内での利潤となりそうなのでCは全振り。10万ボルトとめざめるパワーの確定技2つ以外には先発機会も多いので展開阻害も果たせる挑発も欲しいところですが、今回はテラキオンがいない際にメガガルーラ等の処理を早くする気合玉+スカーフや竜舞などS上昇操作に対する切り返しにも使える電磁波という技構成。

ハッサム　実数値:149-200-120-C*-100-114
威力が下がったとはいえめざめるパワー炎を持った図太いクレセリアは多く、水ロトムやナイトと竜舞を持った準速バンギラスなど環境下で抜ける相手が多いのでH10n-1のASベース。叩き落すは対面を有利に進める上で、アドバンテージになりやすい利便性のある悪打点。剣舞型でなくても積極的に優先して採用したい技だと思います。

テラキオン　実数値:167-181-110-C*-110-176
吠えるとステロを役割遂行に組み込んだ格闘枠。現環境下で強化アイテムなしのA129種族値は少し煩慮するところですが、襷やハッサムとカイリューの先制技と上手く連携して展開させたいところ。

カイリュー　実数値:167-204-115-C*-120-132
ステロからの抜きや神速によるダメージ蓄積等、初動火力が何かと要求されるので深くは考えすぎず鉢巻A特化。ボルトロスがいない時に水タイプの処理を早めたり、トゲキッスやエアームド等にも一貫する雷パンチをサブウェポンのひとつとして積載。

ゲンガー　実数値:165-A*-101-191-117-200
CSと比べて大きく火力は落ちるものの、A222珠ギルガルドや鉢巻ファイアローにすぐ縛られず、ボルトロスやテラキオンと同じく先発から有利対面を作る機会もありそうなのである程度の耐久を確保したほうが今回の対面構築では活きそうなのでほぼHS。身代わりや滅びの歌なども持たせておきたい技ですが、毒+ゴーストの攻撃範囲、影踏みと合わせてアクセシビリティの優れる挑発と道連れの2つの補助技、どれも切れない技なので採用は見送りました。身代わりを使った役割を放棄しても、自分のタイミングで足切りできる道連れHSは後発の有利対面を保てる点では非常に優秀なポケモン。毒技はCに振らなくても、H157-D127水ロトムやH212-D85ローブシンなど等倍なら広く確2にできるヘドロウェーブ。

スイクン　実数値:207-95-156-121-150-95
補助技を使わず、水+氷の範囲を忠実に撃ち合っていく水枠。環境下での先制技は優先度が高い技だと判断し、オボン零度型。特攻は波乗りでH198-D126ヒードラン確2、冷凍ビーム神速でガブリアス確定等を満たすC121ラインに設定。

おわり。